聴診器ナビ-選び方からお手入れ方法まで

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3Mリットマン(R) リットマン リットマン
ナースのベストセラーといえば、やはりリットマン(TM)の聴診器。看護師の普及率はとても高く、ナースリーではなんと7年連続で聴診器売上トップを誇っている不動の人気商品です。 高周波音と低周波音を、押し当てる強さの違いで連続的に聴診できるサスペンデット・ダイアフラムを搭載し、ノンチル製リムやフィット感の高いイアチップなど細部までこだわりの高品質設計。 最も普及しているのはクラシックⅡですが、一般診療向けでもナースからドクターまで、幅広く使える一品です。また色のバリエーションが多いのも魅力で、お気に入りカラーを選ぶのも楽しみのひとつ。
フォーカル フォーカル

信頼の日本製ブランド「FOCAL(フォーカル)」のリーズナブル聴診器。

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AD AD

世界で愛されるADブランドの現場志向モデル。実用性にすぐれた高品質なメーカーとして知られ世界でも高い支持を得ている。

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ケンツメディコ ケンツメディコ

現場の声から作られた優秀ステート♪軽い・清潔・耳に優しいを実現!

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用途別で選ぶ

血圧測定(看護師、介護士)
血圧測定を主な使用目的とする場合には、コンパクトで腕帯に挿入しやすいシングルサイドがおすすめです。ダブルサイドでも、チェストピースの形がタマゴ型になっているなどスムーズに腕帯に挿入できるタイプも。
呼吸器系の聴診(医師、看護師、救命救急士、リハビリ)
呼吸音を聴診する場合、正常音、異常音共に高調音に属する音が多いためダイアフラム面での聴診が適していますが、副雑音や肺胞音などの小さな音が聴き取りにくい場合など、状況に応じてダブルサイドが必要となる場合があります。
循環器系の聴診(医師、看護師、救命救急士)
心臓音の聴診では、高調音と低調音の両方から正常音・異常音を聴き取る必要があり、ダイアフラム面とベル面の使い分けが必要になります。またⅢ音やⅣ音などの異常音や雑音は非常に小さく、慎重に聴き取らなくてはならないため、ダブルサイドのもの、特に微弱な音を聴く性能に優れている高性能機が適しています。2チャンネル構造を採用し両方の耳で聴き取れるステレオタイプの聴診器も販売されていますが、こちらは従来のモノラルタイプよりも音の時間差や広がりなどが立体的に聴こえるため、大動脈弁疾患の逆流性雑音が方向性を持って聴き取れるなどより多くの診断情報を得ることができる利点があります。最先端の技術により周囲の雑音を低減しながら微弱な音を大きく聴き取りやすくする電子聴診器も普及してきており、データを録音してPCに取り込むことも可能になっています。
消化器系の聴診(医師、看護師、救命救急士)
消化器系では、ダイアフラム面を使用して腸蠕動音や腹部の動脈音を聴きます。腹部の聴診は比較的聴き取りやすく判断がしやすいため、一般診療用のシングルサイドの聴診器で十分聴き取ることができますが、不規則な蠕動音と雑音をしっかりと聴き分けられる性能が必要です。
オールマイティー(医師、看護師、獣医師、医学生)
どの分野でもオールマイティーに活躍できる、バランスのとれた高性能タイプは、医学生や看護学生時代に購入してもその後長く愛用できる逸品といえます。 グレードの高いタイプになると付属のアダプターを付け替えて小児用にも対応できるなど、オプションが豊富なのも特徴です。
一般向け(医療従事者以外)
医療従事者が診察に使う以外にも聴診器の用途は広く、小児への家庭内聴診や妊娠時に胎児の心音を聞いたり、アパートやマンション購入時に防音性を確認するために使用されることもあります。 専門家ほどの精密な聴診を必要とされない場合には、お求めやすい価格のものでも十分に音を聞き取ることができます。

カラーで選ぶ

着るものは制限されているけど、持ち物は自分の好きな色で揃えたい、という看護師さんも多いはず。
10色以上のカラーから選べる聴診器は、チームカラーコーデにもおすすめです。
男性には重厚なブラック、女性にはバーガンディやピンク、ピーチなどの赤系カラーが特に人気です。
3Mリットマン(R)クラシックIII(TM) ステソスコープ スタンダード(聴診器)

3Mリットマン(R)クラシックIII(TM) ステソスコープ スタンダード(聴診器)

3Mリットマン(R)クラシックIII(TM) ステソスコープ スペシャル(聴診器)

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フォーカルトーン エキスパートライト (聴診器)

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ナーシングフォネットNO.126III

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3Mリットマン (R)ライトウェイトII.S.E. ステソスコープ (聴診器)

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フォーカル スーパースコープ FC-201S (聴診器)

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人気の聴診器ランキング

1位
3Mリットマン(R)クラシックIII(TM) ステソスコープ スタンダード(聴診器)
1位
ステートの代名詞と言っても過言ではない、もっとも広く普及している一般診療向けのスタンダードなダブルモデル。一般向けでありながらも高い聴診性能でしっかりと聴くことができ、フィット感や雑音の遮断性も申し分なく、かつ重量も重すぎない。看護師が使用するのに選んで間違いない、定番の聴診器です。

3Mリットマン(R)クラシックIII(TM) ステソスコープ スタンダード(聴診器)

2位 3Mリットマン(R)クラシックIII(TM) ステソスコープ スペシャル(聴診器)

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3位 フォーカル スーパースコープ FC-201S (聴診器)

フォーカル スーパースコープ FC-201S (聴診器)

4位 3Mリットマン (R)ライトウェイトII.S.E. ステソスコープ (聴診器)

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5位 3Mリットマン(R)カーディオロジーIV(TM) ステソスコープ デザイン(聴診器)

3Mリットマン(R)カーディオロジーIV(TM) ステソスコープ デザイン(聴診器)

聴診器のお手入れ方法&
豆知識

お手入れ方法

・汚れてきたら・・・
乾いた布で時々拭いて汚れを取ります。落ちにくい場合は石鹸水を浸した布で拭き、拭いた後はよく乾かしてください。
・聴こえづらくなってきたら・・・
長い間使用すると、小さなゴミや耳垢などがチューブ内に付着したりして聴こえづらくなることがあります。市販のエアクリーナーなどでチューブ内に空気を送って清掃するなどで、詰まりを取り除いてください。また部品が劣化や破損してしまった場合には、部品を交換していただくことで聴音性能が回復することもあります。
・消毒は・・・
患者様に接触するチェストピース部分は、エチルアルコールを浸した布で拭いてください。
・古くなったパーツは・・・
消耗品であるイヤーチップ、ダイアフラム、リムなどはメーカーによって交換用のパーツをご用意することが可能です。特に汚れが付きやすいイヤーチップは、予め本体と一緒にご購入いただくことをお勧めしています。

聴診器の種類

オープンベル型
・オープンベル型
聴診器の原点とも言われるのがオープンベル型で、現在では集音部(チェストピース)から音をゴム管で導き両耳で聴く双耳型のものがほとんどです。オープンベル型は全ての周波数の音をとらえる事が可能ですが、ベル部分が隙間なく皮膚に密着していないと音が逃げてしまうためベルの直径の大きさは限られ、広い範囲の聴診には不向きと言われます。一般的に呼吸音や心音、血管などの低周波音を聴く際に用いられます。
ダイアフラム(膜)型
・ダイアフラム(膜)型
ベルの表面にダイアフラムと呼ばれる薄い振動板の膜が張られ、この部分を体表面に接着させて音をピックアップするものがダイアフラム型です。オープンベル型よりも体に接着させる面積を大きくすることができるため高周波帯域が聴きやすく、内科医師など肺やお腹の音等の身広い範囲を聞く場合や、循環器や呼吸器を専門とする医師が主に用いるタイプと言われています。ダイアフラム型は、ダイアフラム面全体が皮膚に密着するようにある程度強めに押さえて使用します。
シングルタイプ
・シングルタイプ
ダイアフラム面のみの一般的な聴診器。主に血圧測定に使用されます。
ダブルタイプ
・ダブルタイプ
ダイアフラム面とベル面がリバーシブルになっているタイプで、用途に応じて使いわけができるタイプの聴診器。
内バネ式
・内バネ式
両耳を挟むためのバネがY字管チューブに内蔵されているのが内バネ式です。装着時のフィット感にはイアピースとバネの強さが大きく関係し、強さが弱すぎると耳元で診音漏れが起き、また強すぎると長時間の使用で耳が痛くなったりすることがあります。
外バネ式
・外バネ式
バネがY字管の外についているタイプ。安価で作りやすいとされていますが、バネに髪の毛や持ち物が引っかかったり、何かが当たって雑音を拾ってしまったりするケースがあるため、現在は内バネ式のスコープが主流になりつつあります。

聴診器の構造

聴診器の構造

全体の構造

1.イアピース
耳管の先端も耳に挿入するラバー部分でイヤーチップとも呼びます。診音漏れや連続診察による耳の痛みなどが起こらないよう、耳にぴったりとフィットしたものを使用する必要があります。最近ではカラーバリエーションも豊富になり、オリジナルのカラーにカスタマイズできるスペアパーツも販売されています。
2.耳管
Y字になったチューブの先端から左右の耳に伸びた金属管です。
3.バイノーラル
聴診器のチェストピース部分を除いたチューブ、耳管、イアピースの3つをまとめてバイノーラルと呼びます。丈夫な素材を使用しているものがほとんとですが、長年使用することで少なからず経年劣化するため、メーカーによってはこの部分を交換できるパーツを販売しているものもあります。
4.チューブ
チェストピースで拾った音を耳に伝える筒状のチューブです。素材は塩化ビニルやゴム製のものが多く流通しており、チューブの内径が大きくて短い、または厚みがあるものほど音の伝搬性がよいといわれています。 低価格のものだとチューブ自体がこすれた時などに雑音を拾ってしまうこともあり、使用する環境によっては聴き取りづらくなる場合もあります。一般的なシングルチューブの他に、チューブ同士の接触ノイズを軽減するツーインワンタイプもあります。
5.チェストピース
体の中の音をピックアップするために皮膚に直接当てるヘッドの部分をチェストピースと呼び、チェストピースの面積がが大きいほど集音能力に優れていると言われます。 現在販売されている多くのチェストピースの最大径は45mm~50mm内、小児用で37mm~40mm程度で概ね統一されています。

ダイヤフラム面

集音のためにチェストピースに張られた振動板の膜をダイヤフラムと言い、低周波数帯域をカットし、高周波数帯域を強調する役目があります。 最近では、チェストピースを押さえる力を調節することで、高調音と低調音を聞き分ける機能をもたせたサスペンデッド・ダイアフラム(リットマン)というタイプもあり、高性能化が進んでいます。
6.リム
…ダイアフラムの周りをカバーするプラスチック製のリング
7.ダイアフラム
…ベルの開口部をカバーする振動板の膜部分

ベル面

オープンベル型の聴診器におけるラッパ状になった集音部分をベルと呼び、心音のほか血管音など低周波の音を聴くのに適していると言われています。 ベルは皮膚に軽く密着させて使用し、その際に皮膚が冷たくならないようベル部分がゴムリングで覆っているものがほとんどです。
8.ベルカバー
…皮膚に当てた際に冷たさを感じさせないためのゴム製カバー
9.ベル
…ラッパ状の集音部分
10.シャフト
…チェストピースとバイノーラル(チューブ)をつなぐ部分。この部分を回転させることで、ダイアフラム面とベル面の切り替えが可能です
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