看護師さんで多いのはこれ！働き方ランキングTOP3

「もっと楽に働きたい」「子育てと両立するためには、今の職場で働き続けられない…」
と働き方に悩んでいる看護師さんも多いのではないでしょうか？

看護師さんは専門的な資格をもっているので、さまざまな働き方を選べます。
そこで今回は、看護師さんの働き方にはどんな種類があるのかをまとめました。
自分にあう働き方を選ぶ際のポイントもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

看護師さんで多いのはこれ！働き方ランキングTOP3

これまで看護師さんは夜勤のあるフルタイムで働くのが一般的でしたが、
最近では働き方が多様化してきています。
看護師さんの働き方は、どのような雇用形態が多いのでしょうか？
ランキング形式でみていきましょう。

1. 正社員
看護師さんの働き方で多いのは正社員です。令和4年度衛生行政報告例によると、
83％の人がフルタイムや短時間勤務などの正規雇用で働いています*1。

勤務時間や休日数は病院の就業規則によって決められていますが、
安定した収入が得られることや十分な福利厚生を受けられるのが正社員のメリット。
職場によって夜勤があり仕事の負担は重くなりますが、
日勤のみの職場であれば夜勤なしで働くことも可能です。

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2. パート・アルバイト
看護師さんの16%がパート・アルバイトなどの非常勤で働いています*1。

非常勤は、ライフスタイルにあわせて働く時間や日数を自由に選べるのが大きなメリット。
ただし、働いた日数によって給与が変動し、ボーナスが支給されるかは職場によるので、
収入が少なくなってしまうのがデメリットといえます。

最近では、働き方改革の影響もあって隙間時間に働ける看護師の時短バイトが増加！
子育て中やブランクから復職する人、副業したい人などに評判が高まっているようです。

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3. 派遣
1%と少数ですが*1、派遣で働く看護師さんもいます。
派遣看護師は、派遣会社と雇用契約を結び、その会社と契約している病院などで働きます。

給与や手当は派遣会社から支給されるので、パートやアルバイトよりも給与が高くなるのが特徴。
さまざまな職場で働けるのも魅力の一つです。ただし、同じ職場で長期間働くことが難しく、
職場が変わるごとにルールを覚えなければならない大変さはあるでしょう。

看護師さんの働く場所にはどんな種類がある？

看護師さんの働き方は職場によって異なります。


上図の通り、看護師さんの働く場所は病院が最も多いですが、
介護施設や訪問看護ステーションといった病院以外の職場で働く人が以前よりも少しずつ増えています。
そこでそれぞれの職場の特徴をみてみましょう。

病院
病院は、患者さんへの高度な検査・治療が行われる場です。
病院の規模や診療科によって看護師さんの働き方は異なりますが、
充実した教育体制の中でスキルアップ・キャリアアップがのぞめるでしょう。

クリニック（診療所）
クリニック（診療所）では、地域に住む患者さんの比較的軽いケガや病気に対応します。
看護師さんの人数が少ないことから、診療の補助や検査のほかに清掃や受付を任されるケースも。
一般的に夜勤はないため、ワークライフバランスが保ちやすいのが特徴です。

介護施設
特別養護老人ホームや介護老人保健施設、デイサービスといった介護施設の看護師さんは、
利用者さんの健康管理や必要に応じて医療的ケアを行います。
病院に比べて急変対応が少なく、利用者さんとゆったり関われるのが特徴です。

訪問看護ステーション
訪問看護ステーションで働く看護師さんは、利用者さんの自宅を訪問して看護ケアを行います。
利用者さんと1対1でじっくり関わる訪問看護。オンコール対応が必要な職場もありますが、
基本的には日勤のみで勤務時間に融通が利きやすいのが特徴です。

保健所・保健センター
市区町村の保健所や保健センターで働く看護師さんもいます。
主な仕事は、地域住民への健康相談や健康教育など。
保健所や保健センターで働く看護師さんは公務員として勤務するため、
残業が少なく安定した収入が得られやすい傾向にあります。

保育園
看護師さんは保育園で働くこともできます。
主な仕事は、子どもの体調管理やケガの処置、保護者への保健指導など。
保育士と連携しながら保育のサポートに入ることもあるので、
子育てや小児看護での経験を活かしやすい職場です。

企業
看護師さんの経験を活かして企業で働く人もいます。
たとえば、一般企業の医務室などに勤める産業看護師、
治験（CRC）コーディネーター、医療系コールセンターのオペレーターなど。
医療行為はほとんどなく事務作業が多いですが、ゆとりをもって働けるでしょう。

看護師さん必見！自分にあう働き方を選ぶ3つのポイント

看護師さんの働き方は人によってさまざま。
自分らしく働くためには、自分の価値観にあう働き方を見極めることが大切です。
次のようなポイントを参考にして、自らの考えを整理してみましょう。

ポイント1. 理想の看護師像やライフプランを考える
まずは、どんな看護を大切にしているのか、今後どんな看護師になりたいのかを考えてみましょう。
また、看護師としてのキャリアだけでなく、結婚や出産・子育てといったプライベートでの理想の生活についても思い描いてみましょう。

ポイント2. キャリア・ライフプランの必要条件に優先順位をつける
キャリアプランとライフプランを思い描いたら、それらをかなえるための条件に優先順位をつけましょう。
何を優先するかは人によって異なり、正解はありません。
優先事項を整理することで「達成するためにはどうすべきか」「現時点でどんな働き方ができるのか」を考えやすくなります。

ポイント3. 数多くの求人から働きやすい職場を探す
かなえたい条件に近い働き方を探すためには、数多くの求人から働きやすい職場を探すことが大切。
それぞれの職場の特徴や労働条件などを理解して、自分の希望にあう職場を見つけてみましょう。
看護師の求人サイトや転職エージェントを活用すると、条件にマッチする求人を効率よく探せるのでおすすめです。

多様な看護師さんの職場から自分らしい働き方を実現しよう

看護師さんは、職場や雇用形態によってさまざまな働き方ができます。
自分の価値観を見つめ直し、求人をしっかり見極めれば、
自分にあう職場を十分に見つけられるでしょう。

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出典：
*1 厚生労働省「令和4年度衛生行政報告例」

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